投稿日: 2025年12月25日
Rhinoceros + Grasshopper
建築デザイン実線ハンドブック
ノイズ・アーキテクツ | 編 著 / 株式会社彰国社 (2025年7月23日)
Rhinoceros/Grasshopper を学習し始めたときにとってもお世話になった2冊があり、そのうちの1冊がこの本です。
(もう一冊はこちら)。
私がはじめて Rhinoceros を触り始めたとき、最初に手にした1冊がこの本の第 3 版でした。 当時 Rhinoceros 未経験だった私が、急に仕事で Rhinoceros でモデリングしなければならず、触りながら操作方法のインプットをしなければならない中、とりあえず Amazon で評判のよさそうな本を1冊買ったのがこの本でした。 当時は非常にわかりやすくまとまっているな、ぐらいにしか思ってませんでしたが、Rhinoceros を使いだしてかれこれ7年程立ちますが、これほど実務に役立つ機能を厳選してまとまっている本はないなと今見ると思います。使えるようになって初めてこんなにまとまっているんだと感動した1冊です。
Rhinoceros には膨大なコマンドがあり、できることが非常に多いです。今でも知らない機能はたくさんあります。Grasshopper も使ったことのないコンポーネントはいまだにたくさんあり、初心者にとってどれをよく使うのかわからないと思います。 しかしこの本は建築の実務にフォーカスし、建築の実務でよく使用するもの、知っていると便利な機能を厳選してまとまっています。 かつて Rhino 未経験者の私が、急に Rhino でモデリングをしなければならない状況で、最初に手にした本がこの本だったのはかなり運がよかったと今では思います。
建設業界の人で Rhinoceros を学習していこうと思っている人は、この本を1冊目にとるのはおすすめです。非常に効率よく学べると思います。
定期的にアップデートされており、現在第 4 版。第4版も購入しましたが、今見てもこれ知らなかったなと気づかされることも多く、長期的に為になる1冊ですし、Rhino 学習を始めるひとにおすすめするのであればこの本を真っ先におすすめします。